“縁日の水鉄砲” ペリカンM205DUOシャイニーグリーン

“縁日の水鉄砲” ペリカンM205DUOシャイニーグリーン
“縁日の水鉄砲” ペリカンM205DUOシャイニーグリーン

この万年筆を買われたお客様との会話。
「なんだかおもちゃみたいな色ですね」
「昭和のプラスチックの色・・・かな?」
「なるほど!」
そんなやり取りがあって、この万年筆の色にやっと思い当たりました。
縁日で買ってもらった記憶がある水鉄砲の色でした。
いきなり今回ご紹介する万年筆に失礼な書き始めですが、私は親しみと懐かしさを込めてこの万年筆を縁日の水鉄砲だと決めつけています。

まさかドイツ人が昭和の子供のおもちゃである緑色の透明の水鉄砲をイメージしたわけでは絶対にないけれど、日本の男の子はそれを必ず思い出すと思います。
子供の頃のおもちゃ的な色の万年筆ですが、ラインマーカー代わりに使うというところも遊び心に溢れていて、オフィスのおもちゃだとも言えます。

万年筆をラインマーカーに使いたいという万年筆を使う人誰もが思うことを形にした、一昨年に発売されたイエローデモンストレーターに続く第2弾がこの蛍光グリーンのインクが付属したシャイニーグリーンです。
本を読む時に、資料を読み解く時にラインマーカーを愛用する人は多く、几帳面な人は定規を当てて真っ直ぐな線を引くけれど、万年筆に定規はペン先が削れてしまうので、あまり相性は良くありません。
でもこの万年筆は金ペン先ではないステンレスのペン先なので、定規を当てて線を引いても擦り減らないと思われます。

このステンレスのペン先、他のペンのステンレスペン先に比べると出来がかなり良くて、とても良い書き味、柔らかささえ感じられ、以前から評価の高かったペリカンのステンレスペン先の評判と違わぬ出来を見せています。
ラインマーカーというと100円くらいのものなのに、それに敢えて万年筆を使う。
しかもボトルインクからインクを吸入させて使うことが私には何とも粋で、この懐かしい色あいの万年筆を取り出して作業する様は、ずっと以前に発売されていましたモンブランマイスターシュテュックの146サイズの蛍光マーカーとはまた違う感じでカッコよく思えてしまいます。

ラインマーカー専用ということで、ペン先は太い線にも対応できるBBのステンレスのペン先がついていて、これが前述通り思いの外書き味が良い。
そんなギャップも楽しめてしまう、遊び心のある万年筆、それがペリカンM205DUOシャイニーグリーンです。

⇒Pelikan M205DUOシャイニーグリーン