工房楔の名品~使うべき素材を無理なく使い、需要を作り出したもの~

工房楔の名品~使うべき素材を無理なく使い、需要を作り出したもの~
工房楔の名品~使うべき素材を無理なく使い、需要を作り出したもの~

9月24日(土)25日(日)のイベントまでは工房楔について考えたい、語り続けたいと思っています。
工房楔のものに詳しい人ならご存知だと思いますが、コンプロットは銘木をくり抜いてペンが収納できるように革の内装を施したペンケースで、現在1本用、4本用、10本用があります。

1本用は最近作り始めましたので在庫できるほど数がなく、イベントだけで販売しています。いずれは当店のホームページにも載せて、イベントに来られなかった方にもご購入いただけるようにしたいと思っています。
4本用には、ミニとロングがあり、ミニはペリカンM800程度まで、ロングはM1000や中屋シガーロングのサイズまで収めることができるようになっています。
10本用はロングの長さでたくさんのペンを収めることができますので、コンプロットをはじめて使う人は10本用から使い始める人が多いようです。
10本用にペンを収めて、普段引き出しの中や本棚に収納しておいて、万年筆を使う用事がある時に机の上に開いて立てると、10本の万年筆が一覧できて、どの万年筆を使うか選びながら取り出すことができる。
本棚に収納できたり、開いて立てることができたりできるペンケースはあまりなくて、しかも銘木の木目や手触り、エージングを楽しめるものはコンプロット以外にないと思っています。

コンプロットは、木を使うべきところで使い、大きな板面で銘木の景色を見せる。内装は革張りになっていますので、ペンを固定しながら保護しています。
その作りや使う素材に強引なところが全くなく、オリジナルのアイデアで需要を作り出したものだと思っていますが、こういうものは、飽きられることがないので、いつまでも作り続けることができます。

パイロットカスタム742、カスタムヘリテイジ912の首軸から先のペン先ユニットを使うことができる万年筆銘木軸こしらえは、国産万年筆に「持つ楽しみ」を与えてくれる軸が欲しい、という要望で商品化することができたものです。

気に入って長く使い育ててきたペン先を、愛着を持てる軸で使うことができ、また違う素材の軸に付け替えることができる。
潜在化していた需要に応えた、こしらえもまた長く作り続けることができるものだと思っています。
今回のイベントで永田さんはコンプロットもこしらえもたくさん持ち込んでくれます。
他にもたくさんのものがあるけれど、イベント前にまず2つの名品について知ってもらいたいと思いました。

⇒工房楔・銘木万年筆軸「こしらえ」(Pen and message.オリジナル)
⇒工房楔・コンプロット「万年筆ケース」