ジャケットのポケットにライフクロス手帳

ジャケットのポケットにライフクロス手帳
ジャケットのポケットにライフクロス手帳

40歳を前にした頃に急に記憶力が悪くなったのを自覚しました。
何かしている時に思いついたこと、気付いたことを後で書き留めようと、作業をそのまま継続して、いざ書こうとしたときに書くべきことを忘れてしまった、ということが何度かありました。
それからメモ帳は、本当に片時も離せなくなり、書くべきことがあるのにメモ帳に書き留めるチャンスがない時などとても焦ります。

もともとメモ帳にロマンを感じていました。
雑誌のインタビューなどで、有名なデザイナーやクリエイティブディレクターがいつもメモ帳に何か書いているといった内容のことを読むことが多く、愛用のエルメスやカルティエ、ロディアやモールスキン、そして万年筆などが紹介されていると嬉しくて何度も読み返します。

彼らは、時には立ったままで、時にはレストランでの食事中に、移動中の飛行機の中で愛用のメモ帳を開いて、万年筆で何かにとり付かれたように浮かんだアイデアを書き留める。
私はせいぜい、通勤中の電車の中や開店前に昼食を食べている時間ですが、万年筆でメモ帳に書き込んでいる時の高ぶった気持ちは有名デザイナーたちと変わりません。
メモ帳、あるいはそれに書き込むことにロマンを感じていますので、どこかに出かけた時、メモ帳で何か良いものが見つかると、その週の仕事はとても楽しくなります。またそこから影響を受けて、良い効果を得られることがありますので、必要な出費だと思っているところがあります。

メモ帳は本当にたくさん使ってきて自分の好みや仕事の仕方に合ったものが分かってきました。
厚いメモ帳はとてもかっこ良く、そこにビッシリと文字が書き込んであったり、スケッチがいくつも描かれていたりしたらと思うと使ってみたくなりますが、いつもポケットに入っていて、すぐに書き込める態勢でいなければいけませんので、厚い手帳は私のメモ帳にはあまり向きません。

革の表紙のちゃんとしたものも、すごく魅力的で惹かれますが、冷静になるようにしています。
いつも汚い文字の走り書きばかりで、何でも書くことのできる遠慮のなさが必要なことが分かっているからです。
それらの条件を踏まえて今のところ愛用しているのは、ライフのクロス表紙の手帳です。
よく似たもので、コクヨの測量野帳がありますが、価格が高価な分、ライフの方が細部で様々な工夫が施されています。
表紙には補強用のクロステープが貼られ、製本の技術が良いので、表紙を中紙に折り目がつかないように、折り返して使うことができますので、立ったままの姿勢でも書きやすい
仕様であることが分かります。
中紙のクリームライティング紙は、にじみ、裏抜けがなく、ペンの滑りも良いので手帳に相応しい紙だと思います。

ライフの営業担当A氏は、荒っぽく使い倒すための手帳と言っておられましたが、まさにそんな扱いでも耐えてくれる、丈夫で使いやすいライフクロス手帳です。
お店ではジャケットに、通勤時はコートのポケットに、ライフクロス手帳を入れて、楽しみながら万年筆で書き込んでいます。

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