アウロラアルファの発売~アウロラの新規顧客開拓~

アウロラアルファの発売~アウロラの新規顧客開拓~
アウロラアルファの発売~アウロラの新規顧客開拓~

本国ではすでに発売されていて、日本では一部店舗のみでしか発売されず、いつ入荷するのかと気をもんでいたアウロラアルファが入荷しました。

アウロラの日本代理店の町山さんがアルファ導入に踏み切ったのは、値段が高くなってしまって購入される方を限定してしまったオプティマや88と、普及モデルイプシロンの間を埋めるモデルが販売戦力的に必要だと思ったからだと考えています。
今までその位置にいたのはタレンタムというペンでしたが、発売後十数年が経ち、当初感じられた目新しさがなくなっていました。
そして顧客がアウロラに求める要素からアウロラのペンがズレてきているという、どうしようもない時代の流れも理由のひとつかもしれません。

新たに日本市場に導入されたアルファは、多くの人がアウロラに求めていることを満たしたペンだと思っています。
アウロラ限定品のスターリングシルバーのパーツを多用したマーレシリーズのデザインを継承したとも言えるドーム型のキャップ、金属製の首軸を持ち、アウロラらしい華やかさと色気が感じられるデザインになっています。

吸入方式はカートリッジ/コンバーター両用式になっていて、ピストン吸入方式のオプティマ、88とは違うメリットをこの万年筆は持っています。

万年筆を知る人には説明の必要はないけれど、ピストン吸入式は軸そのものがタンクになるため大量のインクを吸入することができ、インク補充の手間を少なくすることができます。
カートリッジ/コンバーター両用式はカートリッジも使用できるので手軽にインクを交換することができるのと、吸入機構が不調になってもコンバーターを交換するだけでいいというメリットがあります。
カートリッジ式を採用していることからも分かるように、アルファは外に持ち出して使うということをより意識した日常使いの万年筆であってもらいたいという、アウロラの想いもこもっているのではないかと思っています。

オプティマなどエボナイトのペン芯を採用したモデルは長年使い込むことで、馴染んできてとても書きやすくなりますが、同じペン先、同じペン芯を持つアルファも長年の使用に応えてくれて、育ってくれるものになることは間違いありません。
首軸が金属で重量があるのもアウロラの強い弾力を持つペン先と相性が良く、より柔らかい書き味を感じていただけると思います。

アウロラをより手軽に、気を使わずに使うことができる万年筆がアルファで、移り行く時代に対して、アウロラの出したひとつの回答だと思っています。

⇒アウロラ アルファ万年筆