Liscio-Port(リスシオ・ポルト)メモホルダー

Liscio-Port(リスシオ・ポルト)メモホルダー
Liscio-Port(リスシオ・ポルト)メモホルダー

机の上はいつも片付けていたい方で、なるべく収納できるものは収納して、机の上に物がない状態にしたいと思っています。

作業する机の上が散らかっていると頭の中もゴチャゴチャしてしまい、パニックになりそうになりますので、シンプルに物事を考えるためには机の上の状態は私にとってとても大切なことなのです。

必然的に仕事の仕方も要領が悪いかもしれませんが単一完結型で、ひとつの仕事をやり終えて片付けてから、次の仕事に取り掛かるというやり方で、同時進行的にいくつもの仕事を平行して完結させていくということは私にはなかなかできません。
机の上をきれいに保つにはきちんと置く、あるいはきちんと収納する場所が決まっていて、しかもその出し入れが面倒でないことが必要な条件なのではないかと思っています。
席を立って、キャビネットを開けてボックスを取り出し、さらにファイルを開いて綴じるというアクションが頻繁に必要であるなら、収納することが億劫になってしまいます。
ついでが出た時に一緒に片付けるということになり、机の上が散らかってしまいます。
収納は簡単でいい加減にできるのが望ましいと常々思っています。

大和出版印刷が工房楔の永田さんに製作を依頼して実現した企画、リスシオ1ポルトは、ウォールナットの質感、メモ用紙には少し贅沢なほどのリスシオ1紙の書き味という特長もありますが、その機能性に一番注目しています。

机の上にブロックメモが1つあればとても便利だということを、デスクワークをされる方は経験されていると思います。
かかってきた電話の用件、他の人への伝言メモ、簡単な下書き、糊付け作業の下敷きなど、その役目は多岐に渡ります。

しかし、一番目のブロックメモに書いたことが処理できていないと、メモを捨てることができず、2番目以降のメモに書きにくいということが発生し、ブロックメモの便利さが大変損なわれます。
書いた後そのメモを処理するまでおいておきたいことは結構多く、そんな未処理メモを立てておく場所があるポルトはとても便利だと思います。

他にも、そのやるべきことを書いて、ポルトに立てておく。手帳を開いて確認するようにポルトのその場所に立ててある紙を確認するという使い方もでき、ポルトはデスクワークをされる方にとって、とても便利に使うことができるものだと思っています。

⇒Liscio-Port(リスシオ・ポルト)

プラチナブライヤーその後

プラチナブライヤーその後
プラチナブライヤーその後

一昨年から使い出して、その魅力に惚れ込んだプラチナブライヤーは、今も大切な愛用の万年筆として活躍しています。
私は葉書を書くことが多いのですが、中にはコート紙のようなインクがなかなか染み込まないもののもありますので、ブライヤーにカーボンインクのカートリッジを入れて葉書書き専用として使っています。

カーボンインクはインク出もスムーズで、万年筆をヌルヌルととても気持ち良い書き味にしてくれますが、ボトルからインクを吸入すると、ペン先の刻印にインクが絡みつき真っ黒になりますので、どうしても気になっていました。

カーボンインクを吸入せずに使うことができるカートリッジの存在はとても有難いものだったのです。
握りも意外と太めで、持ちやすいので、本当はもっと出番の多い役割を与えたいと思っていますが、葉書用に代替のものが思いあたらず、自宅での使用に甘んじています。
しかし、家でのリラックスしたゆったりした気分の時にいつも使っているので、この味わい深い万年筆の実用性を充分に感じながら使うことができているのかもしれません。

ブライヤーのボディは漆を軽く馴染ませただけの簡素な拭きうるしの技法で仕上げられていて、手の油を吸う余地が残されています。
使う込むほどに艶を増す、自分仕様のエージングを楽しむことができるのは、銀軸でもコーティングされているものが多くなってしまった昨今、珍しい存在です。
このブライヤーの万年筆のような、天然の木を最小限の仕上げで製品化するということは、何気ないことに思えますがかえって手間がかかり、勇気のいることだと思っています。
プラスチックと違い、品質のコントロールが難しく、湿度、気温の変化による割れ、狂いなども生じる恐れもあります。

お客様が使い始めてから、問題が起こらないようにするためにも、細心の注意が払われていることを思うと頭の下がる思いですし、いつまでも続けていただきたいと思います。

プラチナのペン先は、よく硬いと言われます。私も使い始める前はそう思っていました。
しかし、あまりにも大雑把な表現だったと今は思っています。初めは硬く感じるけれど、使い込むうちに柔らかく感じるものに変化するという表現の方が近いと思いますし、他社の万年筆のペン先が硬くなってきている現在、あまり硬いほうではないと思っています。

調整の仕方や、2年間の使用により、私のブライヤーのペン先は柔らかいとさえ思える快感を伴った書き味のものに変わってきています。

このブライヤーの万年筆を細字、中字、太字と3本セットで持ちたいという気持ちは、使い出したばかりの頃の思ったことですが、それは今も変っていません。

⇒プラチナブライヤー

オンリーワンの存在感 ラミー サファリ

オンリーワンの存在感 ラミー サファリ
オンリーワンの存在感 ラミー サファリ

子供の頃、家にレゴブロックがたくさんあり、イメージを膨らませてからレゴを組み立てるのはとても楽しく、絵を描かなかった子供だった私にとっては精一杯創造的な遊びだったように思います。
夢中になって組み立てて、せっかく作ったものを崩してしまうのが嫌で、片付けずに母親に怒られたことを思い出します。

国産のブロックも世間にはありましたが、使われている色が少し違い、強くはっきりしたレゴブロックの色調やパッケージから、子供心に外国(デンマーク製)を感じていました。

ラミーサファリを見ていると、子供の頃遊びながら、その色調やパッケージから外国(特にヨーロッパ)を強く感じていた気持ちを思い出します。
子供の頃、せめて中学生か、高校生の時にサファリを知っていればよかったと思います。

書くということを当時から何となく好きだと思っていて、母親の使っていた大きな万年筆、モンブラン149に羨望を感じていました。でもそれは子供の使うものではないと思っていましたので、そんな時にサファリを知っていれば、気後れせずに万年筆を使うことができたかもしれません。

万年筆を使っていればもっと書くことが楽しくなっていて、成績も良かったのではないかと思ったりします。(きっとそんなことはないと思いますが)成績は別にしても、書くことが楽しいと必ず思っていたはずです。

新入学シーズン目前で、プレゼントなどの必要がある方も多いと思いますが、若い人に贈るプレゼントとして、ぜひサファリを選んで欲しいと思います。
もっと高級な万年筆を選ぶこともできるかもしれませんが、サファリには外国を強く感じさせるデザインがあり、日常の筆記具として使いやすい手軽さ、さりげなさがあって、必ず使ってもらえるものだと思うからです。

サファリは軽く、サラサラした書き心地を持っていて、私たちのように様々な万年筆を使ったことがある手が肥えた者でも、これはこれでいいと思える独特の個性を持っています。
それを証拠に、たくさんのコレクションを持つ人でも必ず1本はサファリを持っていますし、毎年発売される限定色を気にされる方は本当に多く、その安定した人気にいつも感心させられます。

安価な万年筆は今では選択肢も多く、サファリより安い価格のものもありますが、その代表格はやはりサファリですし、実用的にも、デザインの上でもサファリを超えるものはまだ存在していないと思っています。

⇒ラミーサファリ

ジャケットのポケットにライフクロス手帳

ジャケットのポケットにライフクロス手帳
ジャケットのポケットにライフクロス手帳

40歳を前にした頃に急に記憶力が悪くなったのを自覚しました。
何かしている時に思いついたこと、気付いたことを後で書き留めようと、作業をそのまま継続して、いざ書こうとしたときに書くべきことを忘れてしまった、ということが何度かありました。
それからメモ帳は、本当に片時も離せなくなり、書くべきことがあるのにメモ帳に書き留めるチャンスがない時などとても焦ります。

もともとメモ帳にロマンを感じていました。
雑誌のインタビューなどで、有名なデザイナーやクリエイティブディレクターがいつもメモ帳に何か書いているといった内容のことを読むことが多く、愛用のエルメスやカルティエ、ロディアやモールスキン、そして万年筆などが紹介されていると嬉しくて何度も読み返します。

彼らは、時には立ったままで、時にはレストランでの食事中に、移動中の飛行機の中で愛用のメモ帳を開いて、万年筆で何かにとり付かれたように浮かんだアイデアを書き留める。
私はせいぜい、通勤中の電車の中や開店前に昼食を食べている時間ですが、万年筆でメモ帳に書き込んでいる時の高ぶった気持ちは有名デザイナーたちと変わりません。
メモ帳、あるいはそれに書き込むことにロマンを感じていますので、どこかに出かけた時、メモ帳で何か良いものが見つかると、その週の仕事はとても楽しくなります。またそこから影響を受けて、良い効果を得られることがありますので、必要な出費だと思っているところがあります。

メモ帳は本当にたくさん使ってきて自分の好みや仕事の仕方に合ったものが分かってきました。
厚いメモ帳はとてもかっこ良く、そこにビッシリと文字が書き込んであったり、スケッチがいくつも描かれていたりしたらと思うと使ってみたくなりますが、いつもポケットに入っていて、すぐに書き込める態勢でいなければいけませんので、厚い手帳は私のメモ帳にはあまり向きません。

革の表紙のちゃんとしたものも、すごく魅力的で惹かれますが、冷静になるようにしています。
いつも汚い文字の走り書きばかりで、何でも書くことのできる遠慮のなさが必要なことが分かっているからです。
それらの条件を踏まえて今のところ愛用しているのは、ライフのクロス表紙の手帳です。
よく似たもので、コクヨの測量野帳がありますが、価格が高価な分、ライフの方が細部で様々な工夫が施されています。
表紙には補強用のクロステープが貼られ、製本の技術が良いので、表紙を中紙に折り目がつかないように、折り返して使うことができますので、立ったままの姿勢でも書きやすい
仕様であることが分かります。
中紙のクリームライティング紙は、にじみ、裏抜けがなく、ペンの滑りも良いので手帳に相応しい紙だと思います。

ライフの営業担当A氏は、荒っぽく使い倒すための手帳と言っておられましたが、まさにそんな扱いでも耐えてくれる、丈夫で使いやすいライフクロス手帳です。
お店ではジャケットに、通勤時はコートのポケットに、ライフクロス手帳を入れて、楽しみながら万年筆で書き込んでいます。

ライフクロス手帳⇒